「部下なし管理職」が生き残る51の方法

 

▼部下なし管理職とは?

参事、部長代理、副部長、課長代理、課長待遇、マネージャー、スーパーバイザー・・・呼び方は企業によって様々であるが、部下なし、権限なし、組織の業績責任なしでありながら、管理職の処遇をされている社員のことである。
このクラスは日本中の会社にあふれんばかりいるのが現状だ。

 

▼部下なし管理職は気楽?

どんなに景気が良くなっても、部下を持つポストはそうそう増えるものではない。ところが自分の後輩も、いずれは管理職になるので、ポスト争いは熾烈になる。出世を諦め、部下なし管理職で甘んじることはラクでもある。部下がいなくて権限もないが、所属部署の業績に対して責任なしであるから気楽なのだ。

 

▼力を発揮しなければ「戦力外」通告

このようなクラスは、景気が良く会社の業績も上がっているときはいいが、いざ会社の業績が悪化してくると、必要ない存在になる。つまりリストラのターゲットとされてしまうのだ。密かに実績を残していかないと、いずれは「戦力外」通告となる。
ではどうしたらいいのか? 部下をリストラし、そして会社からリストラされた著者が、組織で部下なし管理職が生き残る方法を説き明かす。

 

発売日:2014年08月29日頃

著者/編集:麻野進

出版社:東洋経済新報社

サイズ:単行本

ページ数:232p

ISBNコード:9784492533499

目 次

はじめに

 

第1章 部下なし、責任なし、権限なし……なのに、なぜ管理職なのか

1.課長の9割はいずれ、部下なし管理職になる
2.こうして部下なし管理職になる
3.ご褒美昇格は間もなく絶滅する
4.部下なし管理職はおいしい立場か
5.まさに会社業績連動型社員
6.年代別「部下なし管理職」
7.管理職外れたら「専門家」か「ただの人」
8.管理職はもはやステイタスでなくなったのか
9.定年後も再雇用される保障はない

 

第2章 時間の問題! こんな正管理職は外される

1.「丸投げ」課長~部下から倍返しされる哀れな人
2.「抱え込み」課長~部下に仕事を振れない人
3.「評価修正」課長~部下の評価を上司に修正されまくり
4.「ナメられ」課長~パワハラ、セクハラ恐れ過ぎ
5.「ナメてる」課長~評価をナメたら、部下にナメられる
6.「コピペ」課長~上司方針、部下提案そのままコピペの無責任
7.「残業放置」課長~部下の残業放置はマネジメント放棄
8.「悪評」課長~評判が悪いと短命に終わる
9.「囲い込み」課長~優秀な部下を放さない自己チュウ野郎

 

第3章 ヤバイぞ! こんな部下なし管理職

1.長時間労働が評価されるのは30代前半まで
2.敵なし、味方なしでは生き残れない
3.なぜか上司より上から目線
4.教えられるのに教えない罪
5.口は出すが、行動しない
6.専門性のみで勝負できない時代
7.恐怖のリストラ! 主役は部下なし管理職
8.「引き止め」られる人、「退職勧奨」される人
9.再就職できる人、できない人

 

第4章 この17の知恵で生き残れ!

1.ぶら下がりで、定年を全うできる時代は終わっている
2.部下なし管理職の働き方はこの三つ
3.氷河期入社組に追い越されたバブル入社組
4.リストラされないバブル世代の特徴
5.最低限、課長を上回る成績が必要
6.新任課長の後見人になる
7.課長のミスをカバーできるか
8.自分が課長だったらどう判断するのか
9.個人プレイヤーに徹することは可能か
10.腐ったら負け! 降格のデフレスパイラル
11.課長と張り合ってはいけない
12.評判を落とす「出世意欲」
13.姿勢は低く、視座は高く
14.批判厳禁! ダメ上司でも批判は絶対してはいけない
15.社内派閥より社外人脈
16.「管理職になりたくない人」のリスク
17.「左遷」は会社が決めるのではない

 

第5章 これが部下なしメリット。この17を頭に叩き込め!

1.「部下がいない」ことがメリットだ
2.面倒な部下育成責任がない
3.あまり期待されていない
4.頼れるアニキになりやすい
5.スーパー管理職など存在しない
6.課長の9割はプレイングマネジャーである
7.切れ者の課長のいる組織こそ活躍できる
8.マネジャーでなくても、リーダーにはなれる
9.上司の弱点を補完する!
10.ステークホルダーが違う
11.犠牲バントが評価される
12.最も大切なのは周りから信頼されること
13.タスク遂行力よりコミュニケーション力
14.お節介が許される
15.「いい人」キャラでも存続できる
16.アシスタントを味方につけやすい
17.部下は使えないが、上司は使える

 

第6章 部下なし限定 17のセルフマネジメント

1.「傾聴」は部下なしのためのスキルだ
2.「話しかけられ上手」から「引出し上手」へ
3.能力の高さより柔軟性
4.両立したい自立心と依存心
5.会社の中期計画に合わせてキャリア計画を!
6.「評価」は下げても「評判」は落とすな
7.会議で最後に意見を求められる人になる
8.理不尽な上司でも喧嘩してはいけない
9.今から取り組むべきこと
10.経営側と従業員側を使い分ける
11.所属組織の成長を願い、行動する
12.「あなたなしではこの組織は成り立たない」
13.サラリーマンの「出世の法則」
14.退職勧奨 決断は迅速に! 準備は周到に!
15.残留も、新天地もリスクは同じ
16.「追い出し部屋」でサラリーマン人生は全うできない
17.お父さんのリストラで家族の結束が固まる

 

終 章 ぶら下がるな! しがみつけ!

1.「しがみつき」と「ぶら下がり」は似て非なるもの
2.しがみつきホワイト社員は残れるのか
3.部下なしのままでの昇格はもうない
4.社外で通用するスキルは必要ない
5.まだ間に合う三つのサバイバル活動
6.いつまで働く必要があるのか
7.高齢者の評価は「勤務態度」が重視される