2015年11月9日
▼内容紹介
現役50代の人事コンサルタントが語るアラフィフ世代の処世術。
50代は人生でもっとも輝くゴールデンエイジである。
サラリーマン人生のなかで可処分所得も多く、周囲のメンバーからは一目置かれる存在。残業は体力ある若手に任せればいいし、社内外の人脈も最大級。家庭サービスからも解放され、休日は自分のために時間が使える。プロ野球にたとえるなら実績あるFA選手だろう。ところが覇気なく老け込んでいる人も多い。出世競争に決着がついたからか?子どもが成人して気が抜けた?
親や自身の健康不安か?残り人生を惰性でやり過ごそうとしたら、下り坂を転げ落ちる可能性が高い。50代はもうひと花ふた花も咲かせることができるリソースを積み上げてきた年代だ。本書は50歳から始める黄金の30年を謳歌するためにほんの少し気づいてほしいこと、行動してほしいことをまとめたリアル50歳の教科書だ。
発売日:2015年11月18日
著者/編集:麻野進
出版社:かんき出版
サイズ:単行本(ソフトカバー)
ページ数:208p
ISBNコード
ISBN-10: 4761271310
ISBN-13: 978-4761271312
はじめに
第1章 50代は第2人生のスタート地点
1.自分が主人公の人生が始まる
2.50代の人脈で第2の人生が決まる!
3.人生経験が最も活かせるのが50代
4.自分が持っているリソースに気づいたもの勝ち
5.手抜きスキルが高度化する
6.必殺仕事人の中村主水という生き方
7.50歳になるとモテはじめる
8.家族サービスから解放される
9.利害を超えた人間関係が築ける
第2章 惰性で過ごすと、その後の人生下り坂モードに突入する
10.管理職としての賞味期限が切れる
11.会社に「現状維持」という考えはない
12.キャリアチェンジができなくなる
13.最もリストラされやすいのは誰だ
14.50代の働きぶりで定年再雇用条件が決まる
15.40代の延長線上に50代はない
16.〝頑張っているが低評価〟はイエローカード
17.あなたの貯金は底をつく
18.あなたの人生計画を考えよう
第3章 50代のあなたに会社が期待していること
19.出世格差は年代によって比率が異なる
20.社員教育予算は30代で消化してしまった
21.50代社員にお金はかけないが、期待は掛けたい
22.50代社員の3つ働き方
23.改めなければならない3つの悪習慣
24.これから身に付けるべき3つの習慣
25.マネジメントよりも、リーダーシップを発揮してほしい
第4章 会社員の成功より、人生の成幸者になる
26.同期や仲間を大切にする
27.人事評価以外の評価軸を持つ
28.やっぱり熟年離婚は避けたい!
29.プライベート充実指標(KPI)設定のススメ
30.そろそろ本気で社外人脈を築いていこう
31.50代は趣味の世界ではスピード出世が可能
32.50歳から挑戦する意味のある資格
33.しがみつきリスクと転身リスクはあまり変わらない
34.起業がサラリーマンサバイバル力をアップさせる
第5章 60歳になるまでマスターしたい7つのお作法
35.管理職を外れたら残業してはいけない
36.自分にうぬぼれず、他人を持ち上げる
37.立場に敏感な人が陥る罠
38.飲み会で気を抜くな!ノンアルコールのススメ
39.カラオケでは、誰も知らない曲を歌わない
40.武勇伝でなく、失敗談を語ろう
41.模範的な「勤務態度」を心掛ける!
第6章 黄金の50代を築くために必要なこと
42.優先順位を「会社」から「自分」にシフトする
43.「断る力」は50代になってから本当に使える
44.年下の上司を積極的に支援する
45.リスクマネジメントとしての社内人脈再構築
46.部下なし管理職が即戦力になる
47.プレゼン力より、傾聴力が重要
48.戦わないで勝つ力を身に付ける
49.地域社会デビューは50代のうちに済ませておく
50.1万時間の法則を実践すると凄いことになる
51.今こそ20歳年下の友人を作る